私は、
職場の企業の社員食堂の
来月の献立をたてているのですが・・・
今回、大苦戦しております。
というのも、
来月7月は「土用の丑」があり、
毎年かなり無理をして赤字覚悟で
「うな丼」を献立に入れるのですが、
今年は、品薄&高騰により、
・・・無理です。
現在他の食品も値上げが相次ぎ、
6月の収支も怪しい状況・・・。
だけど、
無理無理・・・というのは
簡単なので、
何とかせねば~~~と
考えた結果、
「うなぎ風」なら出せるかな???
と考えました。
コチラです
どうでしょう???
うなぎの代わりの物を使っております。
(味はウナギのかば焼きに似せております。)
うなぎと同様、
ビタミンB1を多く含んだ食品で
夏場には積極的に摂取してほしい食品です。
なぜ、
夏場にビタミンB1を
摂取してほしいか・・・
というと、
夏は、食欲がなくなります。
そして、
麺類や清涼飲料水やアイスなど
糖質の摂取が多くなります。
ビタミンB1は、水溶性なので
汗を多くかく夏には、
汗とともに失われやすい。
夏はエネルギー消費が多くなり、
ビタミンB1はエネルギーとして
利用するときに必要です。
得に、
スポーツ選手にとっては、
必須ですね。
また日頃から
甘いものやソフトドリンクをよく
飲んでいる人、
ビタミンB1が不足すると
疲れやすくなりますよ。
だるくなります~~。
糖質がエネルギーとして利用できないと
体脂肪になります。
さらに慢性化すると
脚気になりますし、末梢神経に障害が起こります。
最近の研究では、
アルツハイマー型認知症患者の脳では、
ビタミンB1が関係する酵素の活性が
低下しているという報告もあります。
ビタミンB1を侮ってはいけません。
最初は、
食欲不振や疲労感
イライラしたり、ストレスを感じる
進行すると手足のしびれ
むくみ・動悸
心不全
死
ということもあるようです。
「疲れやすいなあ~、疲れがとれないなあ~」
という方、
また
お酒をよく飲む人、ご飯をよく食べる人は、
ビタミンB1の消費量が多いので、
ビタミンB1を摂取しましょうね。
夏場になると
またニュースなどで報道されると思いますが、
10代~30代の世代に
ペットボトル症候群という
現代病が増えています。
清涼飲料水や缶コーヒーなど、
砂糖がたくさん入った飲み物を
大量に継続的に飲んでいると、
太りやすくなったり、
血糖値が高くなったりして
急性の糖尿病になる恐れがあります。
体がダルい、
喉が渇く、
トイレに行く回数が増える、
などの症状があれば
ペットボトル症候群かもしれません。
特に男子中学生が多くなっているようです。
朝食を食べない生徒や、
夕食時間が遅い生徒に
清涼飲料水を多量に飲む傾向がみられるそうです。
ペットボトル症候群という名称は、
容器そのものではなく、
ペットボトルの中身であるブドウ糖を中心とした
糖分の取りすぎにより起こることから
つけられています。
糖分を多く含むジュース、
スポーツドリンク、コーヒー等の
飲料水を継続して摂取することで高血糖に陥り、
ひどくなると突然昏睡状態になるそうです。
ペットボトル症候群は、
本人が無自覚のまま悪化している
ケースが多いそうです。
また怖いのは、
血糖値が高くなるとのどが渇く
その渇きをうるおすために清涼飲料水を飲む
するとさらに血糖値が高くなり、
またのどが渇いて清涼飲料水を飲む
そして、さらに血糖値が上がる
血糖値が高くなるとのどが渇く
このスパイラルが怖いですね。
喉が乾いたら、
水かお茶を飲むように
しましょうね。
ちなみに、
ビタミンB1を多く含むものは、
肉類・・・豚肉
穀類・・・玄米ご飯・胚芽ごはん
種実類・・松の実・ヒマワリの種、他ナッツ類
豆類・・・えんどう豆・大豆・豆腐・納豆
魚介類・・うなぎ・たらこ
その他・・糠漬け・のり・ひらたけ・・・など
うなぎは、ビタミンB1・B2の他にも
ビタミンA・E・D?B6・B12・
カルシウム・鉄分・亜鉛・DHA・EPA
が豊富で、
免疫力や抗酸化力もあり、
がん予防にもなります。
なので、
「うな丼」何とかしたかったのですが~、
申し訳ないですが「うな丼風」で、
ビタミンB1補給して、
夏を乗り切りましょう。
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