昨日、健康福祉センターに
お話を聴きに行きました。
厚生労働省が
「肥満及びやせに該当する人の割合を
報告してください。」
ということらしいです。
私も年に2回提出していますが、
「特定給食施設栄養報告書」も
来年から改正されるそうです。
私たちが提供している「給食」
1日の利用が1回だけであっても、
その1回が
例えば「ラーメン」ばかりの毎日
だったら・・・
よくないですよね・・・。
給食の改善によって
保育所や学校などで肥満の改善に
なったり、
事業所では
従業員の健康状態が良くなったり
という結果を
期待しているらしいです。
給食施設が「適正体重」を保ち、
循環器疾患・がん・糖尿病・低出生体重児・
高齢者の低栄養・機能低下の
予防・改善につながると・・・
さらに
健康寿命の延伸・生活の質の向上に
つながると・・・
さらに
給食利用者が
家庭に帰ってから
情報発信し、
さらにそれが地域へ・・・
と給食施設に期待を寄せていると・・・
さらに今回驚いたのが、
以前は、
このように事前に算出された
栄養目標量に基づいた献立で
栄養目標量と
給食の内容があっているかどうかの
確認をするというところで
満足していましたが(一方通行)
これだと
喫食者の「おいしい」とか
食事内容の満足度もなく
美味しく完食してこそ
本当の栄養になり、
まずいから残す・・・となると
せっかく算出された栄養も
意味はありませんよね。
今はPDCAといって
P(計画)
D(実行)
C(評価)
A(改善)
をし、
対象者に応じた給食を・・・ということに
なっています。
私の見る限り
私の職場の食堂をご利用の方々は、
健康状態も良く、
肥満の方はいらっしゃらないと思いますが
食堂の内容は
野菜をなるべく多く摂れるように
心がけています。
また見えない現場に
お弁当を作って届けていますが
御飯と味噌汁はあたたかいものを
そして
野菜をなるべく食べてほしいのと
現場では
おなかが空いていらっしゃるので
メインのタンパク質のおかずも
考えます。
A弁当は「魚・豆腐」が多く
B弁当は「肉」が多い
とメインを選べるようにしています。
昨日の現場のお弁当
(ごはん・味噌汁別)
白いのは大根おろしです。
野菜を多く入れるように心がけてます・・・。
でもね~でもね~
食材の高騰がすごいんですよ。
消費税も8%だけど・・・
11月からまた牛肉も値上がりしたし・・・
上記のお弁当のおかずを
150円くらいにおさえないと
残りの
御飯と味噌汁とロスを考えると
300円以内で作り、
喫食者が満足できるような食事は
難しいです。
食費の値上がりや
消費税の影響など
上の方は考えてくれているんでしょうか?
健康健康いうけれど
食材費は健康と関係があります
もっと良くしてあげたい気持ちはありますが・・・
予算内に収めるのも
私の仕事です・・・
お弁当をご利用の人数が毎日決まっていて
お弁当も選べない状態なら
ロスも少ないと思うのですが
毎朝ギリギリの時間まで
何食注文されるかわからないし、
材料の発注は
だいたいの人数を見越して
発注しているので・・・
ロスを少なくするのも
大変なんですよね・・・。
ところで
「肥満とやせ」の調査ですが
「肥満」はわかるのですが
「やせ」に対してはどうなのでしょうか?
このブログでも
「摂食障害」について書いてきましたが
「何を食べたらいいのかわからない」
「食べたくない」
「誰かに相談したい」
という人増えています。
昨日もちょっと
健康福祉センターに聞いてみたんです。
やっぱり
そういう相談は
日時が決まっていて
なかなか相談できるハードルが高いようです。
まえにブログを書きましたが⇒コチラ
摂食障害ジャーナリストの
林利香さんが資料を送ってくださいました。
これによると
アメリカでもそうですが、
摂食障害の患者さんには
チームで対応して
患者が管理栄養士個人に
敵意を抱かないように配慮する
と書いてあります。
また家族の方についても
いろいろセッションがありますが、
家族の対応は
ソーシャルワーカーや臨床心理士などセラピストが
対応しています。
これがそういう意味かというと
それだけ
摂食障害の治療は難しいということなんです。
厚生労働省はどこまで把握できるのか
わからないけど
日本は遅れているから
早くなんとかしてほしいなあと願います。
また前回大阪の講演の最後にお話しした
98歳のおばあちゃんが
普通食を食べることで回復したという
お話ですが⇒コチラ
山形県の特別養護老人ホーム蓬仙園
施設長であり管理栄養士の島崎みつ子さんと
とメールでお話しできました。
いい方です~。
島崎さんから意外なお言葉が・・・
成功体験だからいいのすが、
もし誤嚥や窒息で
訴えられたら裁判では負けます、
裁判にかからないためには、
ご家族と情報を共有して進めていく、
記録をしっかりと取っていく、
すべては信頼関係を結ぶことが何より大切です、
というお話がありました。
そう、栄養士も訴えられる立場にあります。
高齢化社会、これからいろいろな問題が
たくさんありますが
病気になる前に
病気にならないように・・・
普段から
自分の体や食生活を意識して
ストレスフリーで休息もちゃんととりつつ、
運動も取り入れていきましょう。
さ~、今日のうちの夫の
お弁当も作ったし~。
ひじきゴマ梅干しごはん
鶏の照り焼き・
茹でキャベツ(鶏の下にたっぷり)
ブロッコリー
ナス・ピーマン・さつまいも・人参の煮物
7色
赤(人参・梅干し)
緑(ピーマン・ブロッコリー)
黄(さつまいも)
白(ごはん)
黒(ひじき)
紫(ナス)
茶(鶏肉)
・・・夫のお弁当箱
小さくなったので
ますます詰めにくくなりました・・・。
今日も頑張ります~。
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