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Channel: 管理栄養士コーゲヨーコの 「バランス喰楽部」
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スローライフ・狩猟女子と長寿村崩壊

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私、前から思っていたんですが、

キョンキョン(小泉今日子さん)のCM

毎回見るたび

「何それ~~!!

CMに文句いっちゃってます。


どういうCMかというと


キョンキョンが、


「うさぎおいし、かのやま~」と歌うと


アニメのウサギがタラ~っと冷や汗を流し、


子どもが


「おいしいの?」


と聞くと、キョンキョンが


「おいしいってつまり・・・頼もしいってことなの」





・・・なにそれ~~???

意味わかんない・・・



どういう意味でこのCM流しているんだろうって

思います。


しかも「うさぎおいし」「美味し」ではなく

「追いし」だし。

子どもが誤解するよね。


私たちの世代は

イヤっていうほど

子供の頃歌わせられたから、

この「ふるさと」という歌、

「うさぎおいし、かの山、こぶな釣りし、かの川~」


未だによく覚えています。


・・・キョンキョンのCMの意味、

わかる人がいたら教えてくださいね・・・


この「ふるさと」という歌、

今では小学校の音楽の教科書から

消えてしまいましたから、

今の子たちは知らないんですよね・・・。


ところで

「スローライフ」って知っていますか?


3年前にブログに書いたのですが⇒コチラ

ちょっとそこから転載しますと・・・



「地産地消とははてなマーク

地産地消とは、地域でとれた生産物を

その地域で消費することです。

地元で生産された旬のものを

そこに住む人が地元で食べることです。

「地産地消」は「地域生産地域消費」の略で、

1980年代に日本生まれた言葉です。


「スローフードとははてなマーク

1980年半ば、ローマの名所のひとつ、

「スペイン広場」に「マクドナルド」が開店し、

このファストフードにイタリアの食文化が食いつぶされる、

という危機感を生み、

「スローフード運動」に繋がったそうです。

その土地の伝統的な食文化や

食材を見直す運動、

またはその食品自体を指す言葉だそうです。


「ロハス(LOHAS)はてなマークとは」

アメリカの社会学者が提唱。

Lifestyles Of Health and Sustainabilityの略で、

健康と環境や将来に渡って

持続可能な生活を心がけるライフスタイルのことです。


日本で発祥した「地産池消」は、

「スローフード」に刺激され

「質の高い農産物」を追求し、

生活全般に同様な思想を持つ人は

「ロハス」へ移行するらしいです。


でも、「スローフード」や「ロハス」は、

富裕層向けのビジネスというイメージがあります。

「食」の上級者ですね。


そして、

「スローフード」の考え方を暮らしを

全般に取り入れたのが

「スローライフ」です。

「スローライフ・ジャパン」を立ち上げたのは

筑紫哲也さん。


「地産地消」から「スローフード」

そして「スローライフ」この発想は、

テレビ番組の「ザ!鉄腕!DASH!!」

「DASH村」にあるらしいです。

究極は、自分で作って自分で食べる

「自給自足」の生活でしょうか・・・。


今の私には全く考えられませんが、

今の政治や経済を考えるとここに戻って、

お金や景気に左右されない生活が

できたらいいなと思うときもあります。

みなさんはどう思いますか?



・・・と3年前の私はブログに書いています。


「ザ!鉄腕!DASH!!」

大好きな番組で、毎週家族で見てます。

TOKIOのメンバーはすごいな~って思います。

DASH島、近いんですよね~



・・・そして、3年後の今

「狩猟女子」が現れました。


都会で働いていた普通の20代だった畠山千春さんは、

東日本大震災をきっかけに、

動物の狩猟や解体を行う“狩猟女子”となったそうです。

現在は、九州のある地方で

シェアハウスを運営し、

新米猟師として狩猟を学びながら、

鶏を絞める解体ワークショップやイベント、

講演などを各地で開催しています。


動物のいのちと向き合う彼女のブログ

『狩猟女子の暮らしづくり わたし解体はじめました』

という本も出されています。


彼女のブログは、

何度も大炎上メラメラしてます。


肉を食べるからには、

自分で解体して食べたいと

鶏・四足歩行のいのしし・シカ・うさぎなどを

解体したそうです。


自分で絞めた鶏を、

初めて解体したときには、

生きている鶏を目の前にして、

緊張感と「ごめんね」という気持ちで

いっぱいになったそうです。


トサカから足まで丸ごと一羽

大切に食べた畠山さんは


「目の前のいのちと自分が

“同化する”感覚を覚えた」


「頭では解体についてわかっていても、

その空気に立ち会うことは全然違いました。

いのちのやりとりは、現場に行かないと

感じ取れないんだとわかりました」


ウサギの皮で「皮なめし」を作ったときには、

ブログが大炎上して強い批判を浴びたそうです。


いろんな考え方の人もいますが、

彼女はもともと野菜をよく食べる人で

肉はあまり食べなかったそうですが、

自分の食べる肉は

自分が食べる分だけのものを獲るので

無駄がない、

彼女自身の体験で

冬の寒いときに肉を食べると

体が温まったようです。


「(命を)いただきます。」


を彼女は、実践していて

私には到底出来そうもないです。


魚も生きているのを調理するのは

大変なんですから。

想像できません・・・。


残酷なことも知れませんが、

私たちは生き物をいただいて

生きています。(野菜や果物もそう)


考えさせられました。


また私は前に

中国の長寿村「巴馬」

ブログで紹介しましたが⇒コチラ


寝たきりの人は皆無

全員何らかの労働を続けているそうです。


巴馬で123歳の高齢者は

毎日鎌を持って山に入り

焚き木集めに汗している映像が映っていました。

澄んだ空気に水、

飲料水は石灰質を含んだ

ミネラル豊富なPh7.8 のアルカリ性の河川水。


食べ物は野菜 穀物、豆類に川魚、

親子三代四代が住む大家族での生活、

豚を堵殺して口にするのは盆暮れのみ。


巴馬の100歳を超える元気な老人たちは、

数々の戦争による貧困、

山中で草や木の皮を口にして耐えて来ました、

という若い時の苦難や過酷な労働が

今の長生きになっているのでしょう・・・、

何人かの老人は神によって長生きを戴いていると

いっておられるそうです。


…と書いたのが2年前

長寿だけでなく、健康で長生きということで

注目されました。


昨日のライブドアニュースによると⇒コチラ

この長寿村が

観光地に。

素晴らしい環境が崩壊、水も飲めなくなったそうです。


そんな昨日のニュースを見て

ちょっと悲しくしょぼんなりました。


そして昨日買い物へ行くと


1

レタス1個19円、お1人5個まで・・・


ビックリしました。

農家さんショックでしょうね。


・・・とはいえ、安いので

私も買いましたが・・・

ちょっと生産者のことを考えると

胸が痛みました。


5個は食べきれないので

2個買いました。


毎日考えながら買い物してます。



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