このブログで何度も
「摂食障害」について書いてきましたが、
またメッセージをいただいたので
一緒に考えていただきたいと思います。
コーゲ先生
はじめまして。
私は拒食症の大学3年生(21歳)です。
元々とても痩せていたのにも関わらず
2年前に無理な食事制限をしてしまいました
(初潮からずっと156cm34-7kg→ダイエットで26kg)。
きっかけは、大学に入りモデルをはじめたり、
先輩から「お人形みたいに痩せててかわいい」と
可愛がられるようになって
「絶対にこの体型を維持しなければ!」という
へんなプレッシャーに駆られてしまったことです。
馬鹿な話ですが、
食べたら太るという意識はあったのに、
食べなかったら痩せるという意識はなく、
ガリガリに痩せていくのに気づきませんでした。
体力が落ちたことと、
母からの指摘でようやく気づき、
ひと月入院し(幸い、
脳などには全く問題はありませんでした)
30kgで退院。
元々健康志向(逆に添加物や精製されたもの恐怖症)だったので
自炊の玄米一汁三菜の3食を規則正しく続け、
1年かけて35kgまで回復しました。
しかし、体重は同じでも以前のような身体の締まりがなく
太って見えてしまい、
再び食事を減らしたりしてまた徐々に痩せてしまいました。
そして、この年末年始に気を許したことをきっかけに、
最近は今まで関心の無かったお菓子を
大袋全部食べた切ったり
(そのあとは、ふかしたかぼちゃや玄米、豆乳、
ナッツを食べて落ち着かせようとしますが、
苦しくなるまで食べてしまいます)、
不規則な生活が定着してしまいました。
連日の暴食で、
一気に34kg、それ以上に見た目(特に下半身)が
人生最大級になりました。
ファッションやお出かけが趣味だったのですが、
太ったのが気になって
引きこもりがち→なぜか食べてしまうのループの日々で、
精神的にも胃もたれなど身体的にもとても苦しいです。
まとまらず長くなってしまいすみません、
もうどうしたらよいのか分からないのです。
とりあえず食事を退院後のようにするべきでしょうか。
摂食障害になる前は、
朝はフルーツと豆乳(足りなければライ麦パンやオールブラン)、
昼はご飯子供茶碗1杯におなじくらいの容積の肉や魚、
野菜などのおかず、
夜はチキンステーキなど
しっかり目の主菜とたっぷりの野菜で、
主食は食べていませんでした。
気持ち的に拒食前のメニューの方が
受け入れやすいです…。
月経は退院後に1度戻りかけましたが、
また来なくなりました…。
早く戻したいです。
でも太ったら自分じゃないみたいで絶対いやです。
いい大人になって
本当にお恥ずかしい話ですが、
アドバイスどうかお願い致します。
※運動は1日30-60分程度踏み台昇降をしています。
これは食べ過ぎの罪悪感もありますが、
良いリフレッシュになっているので続けたいです。
以前もこのような
ご相談があり、
ぜひ、コチラを読んでいただきたいと思います。
→コチラ
そのときにたくさんのコメントをいただきました。
経験者の方の
素晴らしいコメントがあるので、
まとめて書きだしてみますね。
(まるげりーたさんより)
去年までは体重34kg以下でしたがある日、
本で読んで、
自分は省エネ身体になっているのかもしれない、
と思って食べる量を増やしました。
油も気にせず摂るようにしました。
体重が増えると、冷え冷えだった身体が
嘘のようにポカポカ、基礎体温は1度上がりました。
筋肉もつきやすくなり、前より汗をかくようになりました。
食べることの重要さを感じました。
摂食障害のことはテレビとかでよく見かけるので、
知っていますが、私は絶対ならない!って
思って見ている人がほとんどだと思います。
一生懸命治そうと頑張っている人がいる中で、
痩せている、細すぎることが褒められるような
日本女子の環境を直さないといけないと思いました。
(花さん)
食べられなかったり、吐いていたりして、
今は、ご飯を食べられるようになって、普通の体型に戻りました。
今の方が幸せです。
でも、渦中は、30キロから、
脳にも栄養がなく、思考も偏っていたんだと思います。
身体もガリガリでないと安心できませんでした。
だけど、本人も治りたいんです。
常に心は寂しくて、どうしたらよいかわからないんです。
身体だけでなく、
私は、家族と主治医に助けを借りながら、今に至ります。
食事以外にも、家族のサポートや、
私は、渦中より、15キロ太りましたが、
人の温もりも感じられるようになりました。
私は、10年かかりましたが、治療すれば良くなります。
自分を愛してあげてほしいです。
ヨーコさんが食事に関してアドバイスしても、
こういった相談は出来る相手がいません。
ヨーコさんが親身になって教えてくれること自体が、
命の危険があるので、
少しでも自分の悩みを他人と共有して、
摂食になってどのくらいなのかわかりませんが、
けど気持ちがついてこず食べられない…。
痩せてれば全てうまくいくという
けどそんなことはないと薄々感じてませんか?
だったらまず、
気持ちの面が落ち着いてきたら、
ジャンクなものでもいいです、
減らすも増やすも、
動けない運動しない、のは、
だったらカロリーとか気にしないで食べましょう。
このままだと、将来子供産めなくなるし、
私は辛うじて出産できましたが、
毎日憂鬱で過ごすなんて楽しくないですよね。
家族や友達と笑って過ごすのがいいですよね。
私も摂食とは20年近くつき合いましたが
付き合いが長い分
食べて笑って好きなことできて幸せです。
食べてちょっとくらい体重増えても、
同じ数字だったからだいたいわかります(笑)
難しい病気なので
あと、普通がわからないというのも
お腹すいたら食べるとかの感覚も
経験者としては食べ物がどうこうではないのです
まずは「あなたは美しい、だから自信をもって」
「もう少し太ればきれいよ」とか
自分の現状を愛せるように後押ししてあげることですね
本当は自分でやらねばなりませんけれどね
ですから
本気で食べ物に感謝できるようにしてあげること
震災の映像でもいいし、
あとは笑え!といっときましょう。
あとはノートを作って
いわゆる幸せ脳作りです。
摂食障害の方は自分で
しかし、何よりも言いたいことは親がどうだった、
今の自分を自分が大切にしてあげなくてはいけない、
たとえ太ったとしても痩せたとしても。
ですから、鏡にむかって
とにかく肯定的な言葉を
そうすることで脳みそが納得します
自分の言葉で自分が騙されるわけですね
もちろん私たち栄養士は栄養も大事です(^^)
しかし、重度の摂食障害の方には
ありがとうございます。
これらのコメントは
宝です。感謝いたします。
肝臓で乳酸やアミノ酸(タンパク質の分解物)や
グリセロール(中性脂肪の分解産物)からブドウ糖が合成され
骨格筋や心筋など多くの体細胞のエネルギー源は、
血糖値維持のため、
ブドウ糖はほとんど使いません。
空腹時・安静時にも
脳や赤血球などですが
赤血球はブドウ糖しか使えませんが、
脳は脂肪酸の分解産物のケトン体
いわゆる「炭水化物ダイエット(糖質制限)」も
