大根をたくさんいただいたので
家でもよく大根おろしにするのですが、
職場の社員食堂でも
大根おろしを使ったメニューを
出したところ、
好評で、
(食べている人は気づかない人も
いるかも)
気が付けば、
発注した大根があっという間に
なくなってしまうという事態に。
例えば
大根なます
材料(1人分)
大根 50g
人参 5g
(甘酢)
砂糖 2g
酢 6g
塩 0.3g(少々)
作り方
大根は繊維に沿って斜めに切り
細めのせん切りに。人参もせん切りにし、
両方に塩をして(分量外)しんなりさせます。
しんなりしたら、さっと水で洗い、
水けを切ります。
ボウルに甘酢を作り、
を付け込みます。
*赤唐辛子を入れると傷みにくいです。
*酢が苦手な人は、酢と同量の「昆布だし」を入れると
まろやかになります。
これに、さらに
大根おろしを混ぜます。
大根おろしの汁も入れるので
ちょっと辛くなりますが。
意外と食べやすかったりするんですよね。
ちなみに、
「なます」っていうのは、
野菜や生の魚など刻んで酢であえたもの
という意味だそうですよ。
そして・・・
オクラの胡麻和え
材料(1人分)
オクラ 40g
白ごま 2g
砂糖 2g
醤油 4g
作り方
オクラは塩をふり(分量外)
板ずりして熱湯で茹で水にとり、
小口切りにします。
白ごまはちょっと炒って
すり鉢に入れてよくすり
(スリゴマを使ってもいいですが)
砂糖・醤油を入れます。
と
をあわせて混ぜてあえます。
色目に人参をちょっと加えてもいいですね。
これに、
さらに大根おろしを入れて
オクラのネバネバと
大根おろしがホントに
よく合うんです~
おくら自体は、夏野菜なので
夏に使うのがベストなのですが、
大量調理では
冷凍品を使います。
オクラのネバネバ(ムチン)は、
粘膜を保護する働きがあり、
胃潰瘍や感染症の予防に効果的です。
タンパク質の消化・吸収を高めるので
肉料理や魚料理と合わせると
効果がアップします。
同じムチンを含む
山芋と合わせたら、
もっと効果的です。
以前ブログでも
ご紹介しましたが⇒コチラ
大根おろしの効用
●消化を助ける。
でんぷん・タンパク質・脂肪を分解する酵素がある。
●発がん性物質を分解する酵素(オキシダーゼ)がある。
●胸やけ・胃酸過多・胃もたれ・二日酔いにも効果的。
●風邪・気管支炎の咳止め(粘膜の病気を癒す作用)
●食物繊維が多いので、便秘に効果的。
●脂肪が蓄積されにくい。
●大根の辛味成分が血液をサラサラに。
●抗菌作用・抗炎症作用がある。(歯周病を予防)
●糖尿病・高血圧・メニエール病に効果がある。
●新陳代謝が活性化してアンチエイジング。
なので、大根が出回るこの時期におすすめです。
一昨日、
お客様が来られたのですが、
そのときに注文があって
「定食のカロリーの低い方のメニューに
小鉢を2つと
デザートをつけてください。」
といわれ・・・
「鮭の塩焼き」に
ほうれん草とコーンのソテーと
レンコンのはさみ揚げ
の定食に
小鉢は
オクラの大根おろしあえと
肉じゃがをつけました。
ごはんは麦入りごはん。
みそ汁は、なめこ入り赤だし味噌汁。
で、デザートは・・・
プリンアラモードに・・・しちゃいました
この日、プリンを手作りで作ったから
それに
イチゴ・キウイ・オレンジ・リンゴを
つけて。
ちなみにプリンも生クリームも
かなり甘さ控えめになってます・・・が
ついサービスしてしまいました。
ヘルシーな定食がご希望だったのにね。
でも皆さん結構お召し上がりで
嬉しかったです。ありがとうございました。
それはともかく、
「大根おろし」コラボ、
みなさんにもおすすめです
こういう果物とのコラボも
私は好きなんですが、
(大量調理では難しいです。
手間がかかり過ぎなので)
よかったらご参考に。
材料(1人分)
りんご 15g
柿 15g
きゅうり 10g
塩 0.1g
大根おろし 50g
甘酢
酢 8g
砂糖 3g
塩 0.1g
作り方
リンゴ1センチ角(お好みで)に切り、
塩水につけて水けを切ります。
柿は皮をむき、リンゴと同じ大きさに。
キュウリも同じ大きさに切り、塩をして
(きゅうりの1%)かるくもんで、搾ります。
大根おろしに、甘酢を混ぜます。
全部を混ぜ合わせて出来上がりです。
ちなみに、
大根おろしは、
おろして30分経つと、20%のビタミンが
失われるといわれていますが、
酢を加えると
その損失が抑えられるんですよ。
なので、は、重要ポイントです
分量は1人分なので、
必要な人数(ご家族の人数など)
にかけて作ってみてください。