今日は、
アトピーについてのご質問をいただいたので
お答えしたいと思います。
初めまして。
コーゲヨーコさんのブログを最近知りまして、
興味深く読ませていただいてます!
質問があります。
私は、子供の頃からのアトピーです。
大人になって一度症状が落ち着いたのですが、
産後またはひどくなりました。
ステロイドなどの薬は使いたくないと思っているので、
食事を気を付けたりはしてますが、
なかなか良くなりません。
最近は皮膚がとても痒く
ボロボロと毎日めくれて寝れない状況です。
一人目の子供の妊娠中は、
マクロビをしっかりやっていて、
動物性たんぱく質をほとんど取らずに
過ごしました。
それが、良かったかどうかはわかりませんが、
子供はすごく肌がきれいに
産まれてくれました。
それから四年経ちますが、
マクロビを続けても効果が分からず、
たんぱく質が逆には必要なのでは?
と思い始めたのと、
自分自身、肉も食べたくなり、
最近は肉も卵も
自分が食べたいように食べてます。
そして、今、第2子を妊娠中(2ヶ月)なのですが、
子供のためにまたたんぱく質を抜いた方が
良いのかどうか悩んでます。
コーゲヨーコさんも、
アトピーで妊娠中はたんぱく質を抜かれたと
ブログで読みました。
栄養的には大丈夫なのでしょうか?
また、私は大豆を食べると
とても痒くなるので、
たんぱく質は他に何から取ったら良いのでしょうか?
だるく、痒くて泣いたりの
毎日が嫌なので自分のアトピーを治して
元気な子を産みたいと思ってます。
お忙しいかと思いますが、教えて頂けると嬉しいです。
よろしくお願いします。
ご質問、ありがとうございます。
何から書こうかな。
私もご質問者と同じく
子供のころからアトピーです。
お気持ちはよくわかります。
今までいろいろ食事の研究を
私なりにしてきました。
私の電子書籍の
第3章の5にも書いていますが、
アトピーの人は
体が酸性に傾いているそうです。
ところが、
日本の医学・栄養学では、
食品を酸性・アルカリ性に分類する
健康法は
化学的でない・・・とされているので、
ココから先は、
科学的根拠がなく、
私の体験や独自の考え方であるということを
ご理解の上、
お読みくださいね。
「酸性食品・アルカリ性食品」についての
詳しい内容は、
電子書籍を読んでいただくと書いてあるのですが、
酸性食品は、
動物性食品(肉・魚・卵・乳製品)・白砂糖・穀類・
(リン・塩素・硫黄等が多い)インスタント食品・
ファストフード・加工品・清涼飲料水・お酒など
アルカリ性食品は、
野菜・果物・海藻・豆・きのこ類など
(ナトリウム・カリウム・カルシウム・マグネシウム
が多い)
です。
ちなみに、私は人工乳で育ちました。
母に聞くとその当時ミルクと哺乳瓶を
持って外出するのが、
流行ったそうです。
私の妹と弟は母乳で育ってます。
そのせいか、アトピーではありません。
そして
10代は、動物性食品を多く摂っていたと
思います。
牛乳もお水代わりに飲んでいましたし。
夜中に体中をかいて、
傷だらけでした。
部活もやっていたのですが、
汗をかくと関節部分が痒くなり、
辛くて、ずっといろんな皮膚科に
ずっと通っていました。
それが一番のストレスでしたね。
なので
私も自分の子供にだけは、
私と同じ思いをさせたくないと思ったものです。
私が妊娠中にタンパク質を除いたのは、
当時は今から26年前(四半世紀前)で
3大アレルゲンが卵・牛乳・大豆
(今は、卵・牛乳・小麦とも言われていますね)
だったので、
それなら・・・と徹底的にタンパク質を除去
してみたわけです。
生まれてきた子どもは、
アレルギーのない子でよかったのですが、
私自身が最悪でした・・・。
肌はガサガサ。髪の毛は抜け、
爪は生えてこず・・・
50歳目前の今の方が
肌には水分があるし、
関節もきれいだし、
薬にも頼っていないし、
若々しいかも・・・。
回復するまで
スゴク時間がかかったので、
(それこそ20年くらい)
私はたんぱく質除去は
おすすめしません。
マクロビで一時的に
良くなったと感じられたのは、
体が酸性からアルカリ性に傾いたからだと思います。
摂食障害やアトピーや膠原病・低体温の方が、
マクロビを始めると
体に効果がみられるのは、
上記のことと、
「甘い物」から離れるからだと思います。
甘い物は、
症状を悪化させます。
私自身は、手荒れが
職業柄や主婦として毎日の家事に
水仕事がかかせないということで、
手先の乾燥はどうしても長年の悩みですが、
普段は痒くないのですが、
痒くなるときには決まって
甘い物を食べると痒くなります。
なので、
私は清涼飲料水も飲まないですし、
お酒も本当はすごく好きなのですが、
普段は飲みません。
ご褒美のときや飲み会で(次の日が休みとか)
飲むぞ~というときだけはおいしくいただきますが・・・
それがわかると
かなり症状が抑えられました。
マクロビについては、
私がはまらない理由があり、
1つは、電子書籍にも書いているのですが、
もう1つあり
それは電子書籍に書こうか~、書かかまいか~と
迷って書かなかったのですが、
マクロビを厳しく続けていると
肌に弾力がなくなり、しわになりやすく、
肌色が黒くなります。
ずっと厳しく続けられていらっしゃる方をみると
顔を見たらわかるように
痩せてはいますが(あるいはむくんで太る)・・・
魅力的か、長生きするか・・・?と考えたら
長寿で元気で肌がキレイでイキイキしている
高齢者の方は
お肉を食べている方が多いんです。
電子書籍にも書いていますが、
ローフードやベジタリアン・粗食や断食小食など
いろいろな食事法についても書いていますが、
全否定ではなく、
それぞれ利点や欠点があり、
それを自分の体質や好みでいいところを
選択していけばいいのでは…と思います。
逆に「糖質制限」というのがあります。
たんぱく質を多く摂って、
糖質を摂らない(または制限する)という食事法ですが、
これは私の体で実験しますと
「便秘」になりました。
ただ、
肌はきれいになったような気がしますし、
この年齢では、
糖質を消化する消化能力が
落ちていると実感できましたので、
糖質制限というか、
ご飯を少なめに食べるということや
甘い物はできるだけ控えるという
ことと、
野菜をたっぷり食べるということを
心がけています。
・・・つまり、何が言いたいかというと
腸内環境を良くしてほしいということです。
アレルギーは、
腸内に食べ物のカスが残り、そのカスが
アレルギーの原因になるヒスタミンなどを発生し、
それが悪玉菌のエサになり、
腸内環境が悪化し、
体が酸性に傾く・・・ということで
アトピーがひどくなります。
妊娠中はとくに赤ちゃんが大きくなると
腸を圧迫するので
便秘しやすくなります。
私は妊娠中に
できるだけ野菜を食べようと考え
26年前、
当時は「青汁」を飲んでいました。
今のと違い
当時のは、
冷凍食品で
飲んだら「苦い」と感じるものでした。
でも慣れてくると
旬の時期には「甘く」感じました。
便が緑色にみえるくらいでした。
においもなく、腸内環境が
良かったのではないかと思います。
今の青汁はのんでいないので良く知りませんが、
当時の
あの苦味が良かったような気がします。
(ファイトケミカル)
その他、気を付けることとして・・・
●発酵食品を摂りましょう。
大豆は苦手(アレルギー?)のようですが、
納豆はいかがでしょうか?
・・・無理強いはしませんが
納豆なら大丈夫だという方が
たまにいらっしゃいます。
(アレルギーテストなどで
反応が出てたらやめてくださいね)
●野菜・果物を摂りましょう。
野菜は、葉のもの・実のもの・
根っこのものをバランスよく。
果物はアレルギーのある方も
いらっしゃるので注意が必要ですが、
自分に合った、できれば旬のものを。
●睡眠をとりましょう。
質の良い睡眠は、(成長ホルモンの出る
22時から3時までは特に)
傷を回復してくれます。
私の場合、
良く寝たときは肌の調子や
手のあれが治っています。
●早食いはやめて良く噛んで食べましょう。
これも大事です。
ゆっくりよく噛んで食べることで
アトピーが軽減されます。
私も実感しています。
●甘い物を控えましょう。
上記に書いている通り、
痒みがひどくなります。
最近では、穀類・小麦を控えると
アトピーが軽減されるといわれています。
糖質を少し控えることをおすすめします。
●たんぱく質は、摂りましょう。
できれば魚を中心に和食で。
肉も適量に、卵も1日1個はOKです。
乳製品は、チーズやヨーグルトだと
発酵食品でカルシウムも摂れますので
おすすめです。
●ストレスを緩和しましょう。
実はストレスが一番怖いです。
ストレスで症状が悪化します。
産後の育児ストレスからとか
仕事や人間関係など・・・
思い当たることがあったら
心地よい音楽を聴いたり
映画を見たり、散歩に行くとか
旅行に行くなど
自分に合ったものでストレスフリーに!
●深い呼吸をしましょう。
アトピーの人は、
浅い呼吸をしている人が多いそうです。
腹式呼吸をして、
深い呼吸を心がけて
リラックスしましょう。
ヨガもいいですね。
(私はパワーヨガに今はまってます♪)
自律神経やホルモンのバランスの悪さから
アトピーが悪くなったり、
季節の変わり目にも敏感だったりしますが
神経質にならず
うまくつきあっていきましょう。
イライラした時には、
深呼吸を。
アロマやハーブティーなどで
気持ちが落ち着く場合もあります。
●運動をしましょう。
軽い散歩でいいです。
体を動かして血の巡りを良くしましょう。
●水分の摂り過ぎ注意
アトピーは「水毒」と言われています。
水分の摂り過ぎは「むくみ」につながります。
足のむくみを感じたときには
注意してください。
以上、時間がないので
ザザッと書きましたが、
ご参考になると嬉しいです。
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