今回のブログは、
私の職業(給食施設の管理栄養士)の
専門的なことを
私の目線で
独断と偏見で書くので
あえて
アメンバー記事にしてみました。
あんまりおもしろい話じゃないかもしれませんが
よかったら
読んでください。
給食施設では、
年に1回、
栄養管理・給食管理の状況を
県の特定給食施設指導要網により
報告をしなくてはなりません。
県によって
提出日・報告書の内容は
違うようです。
今
「栄養管理状況報告書」
をネット検索すると
いろんな県の報告書をみることが
できます。
私の住んでいる
山口県は
12月の中旬が提出期限と
なっております。
(私はもう提出しました)
そもそも
給食とは何でしょう?
一般の外食と違うのは?
「給食」とは
病院・福祉施設・学校・事業所などにおいて
それぞれの施設を利用する
特定の人に対して
継続に提供する食事で
利用者は
毎日継続して食事を摂るため、
食事の内容やその環境は
利用者の健康の維持・増進や栄養状況に
大きく影響します。
なので
給食施設では
給食を開始したり、やめたりするときも
届け出が必要で
利用者がおいしく食べられる食事を
提供するには
栄養管理・給食管理の専門職である
管理栄養士・栄養士が
栄養計画・食事計画の改善に
つなげていくことが
必要なのです。
この
食事評価を
PDCAサイクルといいます。
PDCAとは何か?
というと
食事評価
(エネルギー栄養素の摂取量が適切であるために)
P(Plan)計画を立てる
D(Do)計画を実施
C(Check)検証・評価
A(Act)改善
私なりに
わかりやすくいうと・・・
管理栄養士・栄養士は
バランスのとれた食事を提供するために
献立を立て
それを美味しく調理する
お客様が満足する
満足しなかったら改善
だと思います。
私の考え(持論)ですが・・・
献立を立てて
美味しく調理できなかったり、
喫食者が満足しなかったら
改善しなくてはならないと
思っています。
なので
私の献立は
人気のないメニューは
出していません。
もちろん
だからといって
人気のあるメニューばかり
というわけにも
いきませんが
(そこは工夫)
ほぼほぼ
人気のあるメニューを
とりいれているのです。
定食は2つの献立から
選べるし
副菜も2種類選べる、
お客様は
「好きなものを選ぶ」
ということができますが
副菜は毎日変えているし
色々な種類の食品を毎日摂ることができ
野菜もたっぷり摂っていただく・・・
そして
適切な栄養が摂れている
というのが
私のやり方(狙い)です。
給食施設の「あるある」で
「サイクルメニュー」
というものがあります。
それを
長年変えない、
新メニューを嫌う
管理栄養士・栄養士は多いです。
だけど
本当は
それを評価するのは、
毎日給食を食べる喫食者です。
喫食者が
「おいしい」と感じ
毎日の食事を楽しみに
喜んでくれないと
意味がありませんし、
残したら
栄養にもならない
・・・栄養がちゃんと
摂れていないじゃん
となります。
作る側にも
「検食簿」というものがあり、
味付けや盛り付けなどを
毎回反省する帳簿があります。
(私も毎日書いている)
ところが
検食簿は
表に出ることは
ほとんどないです。
(行政の巡回の時に
「検食簿を作成しているか?」
をみるだけ。
・・・表面的なものです。
年に1回
「栄養管理状況報告書」
を出しているのですが
果たして
本当に
PDCA
ができているのか?
私は、行政側ではありませんが
山口県の「栄養状況報告書」には、
それがわかる項目があります。
長くなると
面白くないので
今回はここまで
私と行政のやりとりで
少しずつ
わかってきたことがあります。
裏側を
私なりにシリーズで書いていこうと思います。
よかったら
また読んでください。
週末にアメンバー記事で書きますね。